茶期と茶葉でこう変わる

お茶の品質を左右する大きな要因として、茶期と収穫する芽の大きさがあります。

茶期: 竹尾のお茶は年三回収穫します。
4月末から5月中旬まで収穫する春茶（一番茶、新茶）、
6月下旬から7月上旬まで収穫する夏茶（二番茶）、
そして10月上旬に収穫する秋茶（番茶）。
収穫する芽の大きさ: それぞれの茶期は、収穫に2～3週間位かかります。
その間、同じ葉を収穫しているわけではありません。
収穫している間にも、お茶の芽はどんどん大きくなります。
はじめは小さな芽から収穫し、
収穫が終わる頃には、大きい芽を収穫します。

茶期と茶葉でお茶はどう変わる？: 茶期と収穫する芽の大きさで、お茶の成分は下のグラフのように変化します。

参考文献：養賢堂　茶の栽培と利用加工

春茶は夏茶に比べ、アミノ酸が多く、
タンニン（カテキン）が少ないお茶になります。
そして同じ茶期でも、収穫日が遅く日が経ち生育して芽が大きくなるにつれ、
アミノ酸・タンニン（カテキン）・カフェインの成分は少なくなっていくのです。