ECOCERT？NOP？OCIA？

海外有機認定について…

竹尾茶業のお茶は海外の有機認証を取得していました～！
茶商さんから「海外へ輸出用の有機栽培茶が欲しい」とのお声がかかり、
1998年、海外用にOCIAインターナショナルの有機認証を取得しました。

しかし！当方の小売が増え、商社さんとの取引量を確保する事が難しく、
残念ながらお取引をお断りすることに…<(_ _)>
現在は、有機JASのみの有機認証となっております。

海外有機認定の履歴

1998	OCIA International（商社傘下）
1999	OCIA International（商社傘下）、ECOCERT（商社傘下）、
2000	OCIA International（商社傘下）、ECOCERT（商社傘下）、
2001	OCIA International（商社傘下）、ECOCERT（商社傘下）、
2002	OCIA International（独自）、NOP（独自）、ECOCERT（商社傘下）
2003	OCIA International（独自）、NOP（独自）、ECOCERT（商社傘下）
2004	OCIA International（独自）、NOP（独自）、ECOCERT（商社傘下）
2005	NOP（商社傘下）、ECOCERT（商社傘下）

海外有機認定の説明

OCIA international: アメリカに本部がある国際有機認定機関
ECOCERT: フランスに本部がある国際有機認定機関
NOP: 日本＝有機JASのようにアメリカで
有機（オーガニック）の表示をするのに必要な有機認証制度


1999年検査官　デイビッド	2004年OCIA　畑の認定書

日本の有機認証との違い…

正直、有機JASと比べ、海外の有機認定は厳しいと感じています…

緩衝地が違う: 隣の普通栽培地との距離を設ける緩衝地が…広い？長い？OCIAやECOCERTは最低8m必要です。
有機JASでは認定機関によって違いますが、調べた中では1m～5m。距離が長ければ長いほど、畑の制約が厳しくなります。
資材の基準が違う: 有機JASでは使ってもよいといわれる資材でも使えないことがあります。
そんな無茶な…と思う事も…(-_-;)
資材を選ぶのにはとても苦労しています。